オペラ・シティ

今日は雨も風も、もの凄かったわね。

それにもめげずに午前中はスポーツクラブで汗を流してきました。
ちょいと身体がなまってしまったもので。

そしてシャワーを浴びてすっきりした後は、初台にある東京オペラ・シティまで。

なんて書くとかっこいいけれど、お金も時間もない私は、オペラを見に行ったわけじゃないのよ。

ちょうどお昼時にする無料の「ランチタイムコンサート」というのがあったので、それを聴きに行ったのです。

コンサートの場所は近江楽堂というところなのだけど、オペラ・シティの３階にあるの。初めて入りました。

小さなお御堂みたいな空間で、天井には丸い大きなリングがあるの。
そして両脇にはマリア像が置いてあるのよ。
説明文を見ると、この像はマリア様ではないみたいだけど、カトリックの彫刻家が彫ったそうです。
とても素敵な空間よ。

そこでフランスのバロック音楽というのを聞いてきました。
「愛の歌」シリーズというのだそうですけど、愛することの喜びや苦しみを歌ったもの。
ソプラノ歌手とバイオリン、ビオラ・チェンバロの組み合わせでした。

それにしてもね、こんな大雨の日にお客さんなんか来るのかしらと思ったけれど、世の中、暇な人が多いのか、音楽ファンって多いのね。整理券がないと入場できないくらい人気があるの。

他のホールにもたくさんの着飾った人がいてびっくりよ。

私なんていつもはむさくるしい研究室で、シコシコと仕事をしているものだから、平日の昼間に、こういった晴れがましい場所に行くと、なんだか圧倒されてしまうのよね。

あーあ、世の中にはお金も時間もたっぷりある人がこんなにたくさんいるのね、とね。

写真はオペラ・シティのエントランスホールにたたずんでいる巨大人。
通りがかりの人と比べるとどれだけ大きいかが分かるでしょ。

こちらは反対から撮った写真。

雨の中、携帯で写したのでぼけているわね。