2009年1月10日土曜日

自分にご褒美

(2009年1月10日の朝、南西の方向、朝日が当たってきれいです。)

今日は、自分で自分にご褒美をあげちゃいました。

だって、この1か月余りの間、暮れも正月もなく、母の通院に付き添い、母の持ち物の整理をし、ケアマネさんやヘルパーさんとの打ち合わせに追われ、施設の見学をしたり、いろいろな方と相談をしたりして、ずっとかけずり回っていたのよ。

それが、今朝の通院で、ようやくお医者さんから「はい、治療はもう終わりました。病院には来なくていいですよ。」と言われた時には、ほんとうにほっとしたわ。

(2009年1月10日、北西の方向、右手には味の素スタジアムが見えます。)

通院そのものが物理的に大変というのではなく、その後にあれこれしなくてはならないことがあるので、いつも時間を気にしていらいらしていたのが、我ながら嫌だったのよね。

そこの病院のシステムにも問題が多く、たくさんの患者さんがいつも待合室に溢れていて、私も病気までもらって寝込んでしまったこともあったわね。

おまけに母の頭の中は、一つことは覚えられても二つ以上のことはまるで分からなくなってしまったの。
それまで曜日ごとにディサービスの日、とかヘルパーさんが来る日、というのは分かっていたの。
それが、けがをしたことにより、「病院に行って、その後ディサービスに行く」というのがまるで理解できなくなってしまい、他のこともどんどん混乱していくばかり。

そういう人に何回も何回も同じ説明を繰り返していくと、ほんとうにこちらの頭もおかしくなってしまいそうになるのが、分かるのよね。

仕事を終えて家に帰れば、台所がめちゃめちゃになっているの。
母は、臭いとか、暑いとか、寒いとかの感覚がまるでおかしくなってしまったものだから、お鍋は焦がすし、電子レンジだってめちゃめちゃ。

そんなこんなの状態が続いていたのだけど、とても良い相談員に巡り合えて、ようやく先が見えてきたの。

それまでこわばっていた私の顔が、ようやくゆるんできたという感じ。

ということで、自分にご褒美をあげることにしました!

(病院の帰りに見かけたピンクのバラ)

行ってきましたよ、バリ島。

じゃない、バリ島風全身オイルマッサージ。

オイルで足、脚、背中、肩などをマッサージしてもらったの。
ぬるぬるするかと思ったけれど、気持ち良かったわ。

韓国のあかすりとはちょっと違うけれど、気持ちよくて爆睡してしまいました。

でも、この贅沢、実は娘のクリスマスプレゼントなの。
クリスマスのころは欲しいものが特になくて、保留してもらっていたもの。

それをエステに使わせてもらいました。

持つべきものは、娘かしら? ね?

16 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

大変だったのですね。
一緒に住んでいると年をとることを
まのあたりにして、老いとは大変なこと
と実感してしまいますね。
トントンやとしちゃんは介護の大先輩です。
やはりボケとか精神的に問題のある人の世話が一番大変だと思います。
私はとしちゃんに言われたように出来る時に
母の応援をすることにしました。
今回の3連休も仕事に出なくて済むようになったので手伝いに行こうかと思っています。
ご褒美よかったね。やさしいお嬢さんがいて
それもよかった。
仕事があると毎日病院への付き添いなんて出来ないですよね。終わってほんとうによかった。

匿名 さんのコメント...

としちゃんお疲れさまです。
自分にご褒美はとっても大切だと思いますよ。
自分が一番リラックスするのがいい!
オイルマッサージは私は一番気持ちがいいと思います。もったいないけど爆睡してしまうよね~ついつい。
いいお嬢様に恵まれていいなぁ、よかったね。
それを聞くと娘はいいかもね(笑)

おおしまとしこ さんのコメント...

カンカンさん、私のしたことなんて、本当に大変な介護をしている人に比べたら大したことないんだけどね。
それに私の場合、仕事が時間どおりにきっちりしなくてもOKという仕事だし、自宅でもできるのでなんとか乗り切ることができました。
でもカンカンはフルタイムだし、Sちゃんの面倒も見なくちゃならないし、本当に偉いと思うわ。
まあ、お互い、娘を持って良かったわね。

おおしまとしこ さんのコメント...

さとさん、バリ風オイルマッサージも気持ち良かったけど、宮んの暖かい大きな手にはかないませんよ。ツボをよく心得ているもの。

あとでちょっとメールしますね。

匿名 さんのコメント...

お母様良かったわね、とにかく病院通いは自分でも疲れるのに、付き添いだとさらに、ご苦労様でした・・・この季節は風邪の患者さんが多いのでそれも大変。疲れているときはすっかりいただいてしまうもの。
ご褒美はしっかりもらっておくと、これからの元気が違う・・お嬢様からだと、さらに気持ちアップ。
ピンクのバラ、少し開きかけた固い蕾が愛らしいね♪

匿名 さんのコメント...

としちゃん
お疲れ様!介護は心身ともに疲れるのよね。
肉体だけならあまり苦にならないんだけど
精神的なことと時間を取られるストレスは
響きますものね。

いいお嬢さん、やはり神様は収支バランスを
ちゃんとしてくださるのね。
エステは何故あんなに気持ちよく熟睡できるのかしら?

おおしまとしこ さんのコメント...

トントンさん、いろいろとアドバイスありがとう。母が怪我をしたことが、これからのことをきちんと考えるよい機会となりました。
踏ん切りがついたという感じかな。

それにしても、病院にいると老人と病人ばかりで気が滅入ることが多いわね。それを笑顔でお世話している若い看護婦さんには頭が下がるわ。

おおしまとしこ さんのコメント...

真蘭さん、バリ風マッサージというのは初めてだったけど、人にやってもらうとすごく気持ち~。首筋と肩甲骨がこりこりだったのが
少し楽になりました。ストレス解消するわね。

匿名 さんのコメント...

ご褒美と云う字は、とても美しい造形ですね。
カメラを買われて、小さなことが満たしてくれればよいと思ったのですが、そう簡単にもゆかないのですね。
素敵なお嬢さまがいらして良かった。
きっといつも見守ってらっしゃるのですね。
母親を労うには、心が豊かになれるものの方がいいのかも知れませんね。
つい物質的なものに偏りがちですけれど、もうすぐ誕生日なので、参考にさせて戴きますね。

後になりましたけれど、本当にお疲れさまでした。
お母さまもきっと、心強かったのではないでしょうか。
としちゃんさんも、お母さまも、素敵なお嬢さまをお育てになったのですね。
昨日、出産前のお友達をお見舞いに行って、子どもが欲しいとつくづく思いました。
出来れば、女の子がいいです(笑)

おおしまとしこ さんのコメント...

史子さん、優しいお気持ちのコメントありがとう。でもね、現実は娘は彼氏のところに行きっぱなしで、たまにしか帰ってこないのよ。時々しか会えないのが、いいみたいね。

母のほうは足のけがは治りましたが、いろんな機能がどんどん低下していきます。仕方がないとはいえ、もう少し自分で努力してもらいたい部分が多いのよ。と、私は冷たい娘なんです。

史子さんとまーさんのお子さんなら、きっといい子が育つと思うわよ。

匿名 さんのコメント...

なんて気の利いたプレゼントなんでしょう。私も品物より、こういうのがいいなぁ~。今度、さりげなく言ってみよう(笑)

病院通い、終わってよかったですね。寒さが厳しいこれから、お母さま、風邪などひかれませんように。もちろん、としちゃんも。

ナースの娘は、「毎日患者さんの排泄物にまみれている」と言っています。きたない話ですみません(汗)
「手についたくらいで、いちいち気にしてられない」とか。
昔は潔癖症で、よそのお宅のトイレには入れなかったんですよ。看護師の仕事は、乙女?をたくましくさせますね。

匿名 さんのコメント...

なによりのプレゼントですね。
それにしても寒い時期の病院通い、
ご苦労様でした。

匿名 さんのコメント...

母が父親の両親を介護していましたので、大変さが分かるのですが、良くやられておられますね。母の知人の方でも数名知っておりますが、皆さん本当にぎりぎりのところでやられておられます。月並みですが、お体にはご留意なさって下さい。
素敵な娘さんがいらっしゃって幸せですね。余り孝行息子ではない自分は少し反省しました。。。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、エステのチケットはうれしいわよね。マサさんもお母様に化粧品セットを差し上げたじゃないですか。5万円の。あれ、よく覚えていますよ。

看護婦さんは本当に偉いわ。いつ、トイレに行くのか、と心配しちゃうくらい忙しそうにしているでしょ。それに笑顔が素敵。私だったら絶対にできないだろうなーと感心しちゃいます。

おおしまとしこ さんのコメント...

たかぽんさん、どうもありがとうございます。
病院に行くと、日本は本当に老人ばかりで、病人も多い国なのだと思いますね。おまけにここは救急病院だったので、毎日のようにストレッチャーに乗せられた患者さんを見いていて、辛いものがありました。私もああやって運ばれるのかなー、なんて思っちゃいました。
世の中とのギャップがありすぎるところですね。

おおしまとしこ さんのコメント...

日々是写真日和さん、私はそんな大変なことはしていないのです。でも私のストレスの許容範囲を超えていたこともあり、ときどき爆発しそうになりました。
でも仕事やブログのおかげで、なんとか乗り越えてきたので、介護だけに熱中しなくてよかったな、というのが実感ですね。
私の場合は、適当ですから。
介護だけに没頭していたら、今頃どうなっていたか、と思うと恐ろしいですよ。