ところが、実際に伯爵邸というところがあるというので、出かけてみました。
小笠原伯爵邸というところです。
ここは、着物関係のブログを書いている方が、去年のクリスマス頃にここに行き、とてもすてきだという感想を書いていらっしゃったので、私も恐る恐る伯爵邸なるところに足を運んでみました。
場所は新宿。地下鉄の駅から降りて１分くらいなのですが、堂々たるお屋敷でした。
看板も何も出ていないので、通りすがりの人は気づかないかも。
この建物は小笠原家第３０代当主の方が、昭和２年に建築されたそうです。
かつて、貴族たちが集い、社交を繰り広げた場なのです。
重厚で立派な雰囲気ですよね。スペイン風の建物ですが、お正月なので門松も立っていました。
ここでは結婚式も開かれるそうです。
隣にカフェがあったので入ってみました。
メニューまでスペイン語で書かれていました。
コーヒーを飲んで、中庭を拝見させてもらいました。
蔦がからまっていて、すてき。
２階から中庭を眺めたところ。
こんなところでランチをしたら気持ちいいでしょうね。
でもランチだけでも１万円近くするようです。ちょっと庶民には無理かも。
ゆったりとしたベンチでパイプなどをくゆらせると、かっこいいかな。
お部屋の中から外の壁画を見たところ。
映画のロケにでも使えそうな雰囲気でした。
ブルーの瓦屋根がスペイン風ですけれど、後ろのマンションが気になるわ。
壁にはこんな可愛いタイルの小鳥さん。
ガウディやミロの雰囲気がありますね。
この日の装いは、お正月らしく竹柄の銘仙、それにちょっと金銀が入った半幅帯です。
実は、この小笠原邸というのは、礼儀作法で有名なあの小笠原流の本家だそうで、びっくりしました。
そういえば、カフェのボーイさんも静々として丁寧な物腰だったわ。
私のコーヒーの飲み方は大丈夫だったかしら。
なんだか日常生活を離れてリッチな気分になれました。
8 件のコメント:
ここはいつか時間ができてあっという間にトントンとあったとき行ってみようかと1つの選択肢に入っていたのですが、時間がなかったので中央線沿線でカナル・カフェに行ったことがありました。
すてきなところですよね。ちょっと高くなかったですか？一度行って見たい場所です。
先日、骨董市のところの道行きがすてきで
コメントを入れたのですが届かなかったようです。和服はブームになるかもしれませんね。
小笠原邸、ちょっと思い出があるんですよ。
３年前にアメリカの弟が、胃がんの疑いで女子医大に。
検査の結果、癌ではなかったので、豪華ランチとなりました。
勿論弟のおごりですよ。
「イベリコぶた」が美味しかったわ。
建物の中に入ると別世界。
としちゃん、お着物で優雅なティータイム
でしたね。
ここはカンカンのおうちからは近いですよね。今度ぜひ足を運んでみてください。ランチは予約がいります。でも高いですよー。コーヒーだけなら数百円です。
コメントが入らなくてごめんなさいね。コメントがあるとメールが届くのですが、それも来ていなかったの。最近、直ったと思ったのにどうもおかしいですね。道行、いいでしょう？
さすが真蘭さん、ここ、ご存じだったのね。優雅なランチだったでしょう。弟さん、がんでなくてよかったですね。
ランチもうやうやしく運ばれてくるのでしょうね。ここが新宿区とは思えないようなところですよね。
どこかで聞いた名まえだなーと記憶を手繰りまくったら
たぶん結婚する時、披露宴会場を探していてヒットしたのかと。
高すぎてもちろん候補にはなりませんが。
珈琲だけなら入れそう！
ただ誰と行くかが問題に.....
うちの旦那氏はすすって飲みそうで嫌ですｗｗｗ
かく言うあたしもこぼしそうですが（爆
壁の意匠は仏教っぽくもありますね。
ハートはないでしょうけど。
太陽、心臓、鳥、トンボ、なにか意味があるのかもしれませんね。
すごい所へお出かけされたのですね。
今はレストランになっているそうですが、やはり敷居が高いです。
ランチが１万円ちかくもするんですか。
例のワンコインでは 無理なのですね＾＾
ジイは行けそうにありませんが、写真で楽しませていただき、ありがとうございました。
史子さん、ここも結構披露宴の候補地になっていたんですか。
私がコーヒーを飲んでいた時、ちょうどとなりに披露宴のことをあれこれ相談していたカップルがいましたよ。
壁画は楽しい感じでした。小鳥さんが可愛いでしょ、と私が言うのだからウソじゃありませんよ。
ハッセルぶらっとさん、たまたま教えていただいたので足を踏み入れることができましたが、知らなかったら躊躇したでしょうね。
ディナーだったらいったいくらするのでしょうね。ご招待されても何を着て行ってよいか迷いそうです。
でもそういう高級なところでも和服って便利ですよね。安い着物でもいかにも正装っぽくって・・・。
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