2011年7月29日金曜日

里見八犬伝

「里見八犬伝」といえば滝沢馬琴の有名な大河小説ですけれど、今回、私が読んだのは植松三十里さんがテレビの正月番組のノベライズ版だそうです。


そのテレビ番組というのは、タッキーこと滝沢秀明君が主人公になったんですって。他には佐藤隆太、小澤征悦、押尾学、が八犬士になっていたそうです。

1983年には東映で映画化されていて、薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一、志穂美悦子などが出演していたみたいですよ。かなり時代を感じさせるキャストですね。

言わずと知れた「犬」に関係のある8人が登場する物語ですが、登場人物が多いのでテレビや映画になりやすいのでしょうね。
その8人が8つの珠(信、義、忠、孝、悌、仁、智、礼)を追い求めてあちこち出かけて、悪人と戦いをするというストーリーです。

さすがに三十里さん、スピード感あふれる時代エンターテイメントに仕上げていました。

本家の滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は、なんと完成までに28年もかけた大作だそうです。後年は失明してしまったため、口述筆記で書いたそうです。

江戸時代の人たちも読んでいた小説を、21世紀の私たちも読めるというのが面白いわね。

2 件のコメント:

史子 さんのコメント...

これテレビで観たんです~
って書くだけに、何日かかっているのか...

好きな俳優さんがけっこう出ていたので
メディアにも落としてありますが
ドラマはドラマなんですよね~

タッキーの髪が茶色いとか
武田鉄也のエロい顔は見たくなかったとか(笑)

本の方が面白いかも知れません。

夏樹静子さん届いたんですけれど
読む余裕がなく...
読書は秋かな~

そろそろあちこちのお孫さん誕生ですね!
楽しみ~♪

おおしまとしこ さんのコメント...

史子さん、そうですか、タッキー版の八犬伝をご覧になったんですね。元はものすごく長い本のようですけれど、2時間番組? いろんなタレントさんが出てきたでしょう。
私はこのところ江戸の下町を舞台とした小説ばかり読んでいます。涼しいからベッドに転がって読むのも楽でいいわ。