2012年1月10日火曜日

やっぱりご近所

先日、今年初めの骨董市で買った縞の着物▼ですが、身丈や幅はぴったりだったのに、袖の振りが長かったのです。
普通の袖の長さは1尺3寸(49センチ)なのですが、5センチほど長かったのですよ。

それでもいいかなと思ってみたけれど、中に着る長襦袢と寸法が合わないし、私のようなチビは袖丈が長いのはおかしいのですよ。

それでどこかで直してもらおうと思い、まずはインターネットでお直しの相場を検索したら、5000円から1万円程度とのことでした。「1級和裁士」という人に直してもらうともっと高いようでした。

でも安く買った着物なので、あまり大金を出すのはもったいないし、どうしようかなと思いました。

おまけにインターネットのお店は宅急便を使って着物を送るわけだけど、みず知らずのところに大事な着物を送ってもし何かあったら嫌だし、送る手間も面倒だしね・・・。


そこで普段、半襟や足袋などの小物を買っている近所(○○銀座)のお店に行ってとりあえず相談したところ、お直しは4000円ですと言われたの。
それに1週間程度で仕上がるそうです。

ということで一度家に戻り、また店に出かけて着物と代金を置いてきました。
出来上がりが楽しみだわ。

やはりご近所というのはいいわね。

顔が分かっているから、何かトラブルがあっても伝えやすいですものね。

おまけにちょっとしたミニ知識も教えてもらうこともあるし、インターネットの時代になってもお店で顔を合わせて買うのはやはり安心できますよね。

でも最近、近所の呉服屋さんが閉店してしまったり、下駄屋さんがレストランになってしまったり、着物生活は不便になっていますね。

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