2012年1月18日水曜日

根津美術館 「百椿図」 1

南青山にある根津美術館に初めて行ってきました。

美術館は表参道の駅からちょっと歩いたところにありますが、あたりはおしゃれなお店がずらりと並んでいて、普段はあまりそういう世界とは縁がない私はきょろきょろしながら歩いてしまいました。

「カルチェ」


「プラダ」


「イッセイ ミヤケ」


他にもブランドのお店がたくさんありましたが、名前を知っているだけ。

「SALE」と大きく書いてある店が多くありましたが、いったい、いくらくらいするのでしょうね。

根津美術館▼は、東武鉄道などの社長をしていた根津嘉一郎さんという人が、趣味で集めた絵やお茶の道具や仏像などを展示するために昭和16年に建てたものだそうですが、2万平方メートルという広大な敷地内に建っていて、本当のお金持ちというのはこういう人を言うのだろうと思いました。
収蔵品の中には国宝、重要文化財など7000件もの品があるそうです。すごいですよね~。


美術館の入口には竹がたくさん植えてありました。
なんだか料亭みたいですね。


この建物は平成21年に改築されたものですが、シンプルな展示館と素晴らしいお庭の両方が楽しめます。

今回の展示は「百椿図」。
江戸時代初期に椿の絵ばかりが描かれた絵巻がメインでした。
当時は椿の園芸ブームだったそうで、とても美しい絵ばかりでした。


こちらは美術館の近くに咲いていた本物の椿。
椿は妖艶でいいですね。



(この項 続く)

2 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

椿の季節になっていたのですね。
小石川植物園に見に行かなくっちゃ。

根津美術館は昔お茶会で行ったことがあるだけで、何十年と行っていません。
その時はがんばって着物着せてもらっていたと思うけど。
建物も改築されて立派になっているのですね。
五島美術館とか行ってみたい日本の美術館がまだたくさんあります。

国立博物館の北京故宮のもおもしろそうですね。やっぱり現地だから正倉院展以上にすごそうですね。

おおしまとしこ さんのコメント...

根津美術館は何年か前に改築されて、その時はすごい混雑だったので行くのを避けていました。今回は平日だったこともあり割とすいていましたね。
五島美術館は源氏絵巻があるのよ。ちょっと辺鄙なところでしたが。
台湾の故宮は行きましたけれど、広くて疲れたわ。