2013年1月10日木曜日

一の糸

ご存知のように三味線は3本の糸が張ってあります。

太いほうから一の糸、二の糸、三の糸と呼んでいて、低い音から高い音に変わります。

三の糸というのは細いので、弾いている途中にもプッツンと切れてしまうことがあります。
二の糸もたまーに切れるかな。

ところが一の糸というのは、かなり太いので、めったに切れることはないのですよ。

しかし昨年末、私の三味線の一の糸が、弾こうと思う前にすでに切れていて、ショックでした。

「何か不吉なことの前触れかしら!」なんて思ってしまいました。

それで和楽器屋さんに行ったところ、
「まぁ、それはおめでたいことですよ」と言われてポカンとしてしまったわ。

お店の人によると、そういうことはめったにないことだけれど、それだけお稽古を頑張ったと証拠なのよと言われました。

へ~、そうなんだ、と思うと気持ちよくなりました。

今年初めての和楽器屋さん訪問だったので、ご挨拶もかねて、水色とピンクのべズリー模様のような小紋でお邪魔しました。


うたどんさんからの頂き物の着物です。
白い帯を締めましたが、「初春の装い」っぽくなったかしら?



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