2013年11月23日土曜日

浅草巡り

呉服屋さん「いち利」の企画で、浅草巡りをしてきました。
実は私はこちらのお店のいろいろな企画には参加しても、着物は買ったことがないという嫌なお客さんです。

秋晴れの快晴だったので、スカイツリーもくっきりと見えました。


雷門で待ち合わせをしましたが、平日なのにすごい人ごみ。
下の写真ですが、これでも人が少なくなったときに、パッと写していただいたものです。



参加者は10名でしたが、みなさま、さすがにすてきなお召し物ばかりでした。

呉服屋さんの女将さんのガイド付きなので、いろいろと物知りになりました。

先週の11月18日に新しくなった提灯ですが、これはなんと重さが700キロもあるのだとか。すごいですね。落ちてきたらつぶされてしまうわ。

提灯の下にヘビがいたなんてことも知りませんでした。


雷門の裏側には「風神雷神門」と書いてありました。提灯の両隣りに風神雷神が立っています。


五重塔ですが、以前は三重塔だったのだとか。


浅草寺は東京では一番古いお寺なんだそうです。
ちなみに二番目は深大寺なんだとか。

仁王門です。


大きなわらじがありました。


常香炉で煙を浴びているところ。
身体の悪いところに煙をかけると良くなる、と言われていますね。
修学旅行生も外国人もみんな喜んでしていました。


お水舎でお清めです。
水の神として、龍の姿がありました。


本堂にて。
着物でぞろぞろ歩いていたので、外国の観光客からずいぶんと写されました。


お参りをした後は「吉幸」▼という料理やさんに行きました。50年くらい前の建物だそうです。
ご主人が吉幾三の三味線演奏をしているそうで、それで「吉」という名前がついているとのことでした。


お昼時と夜に2回ずつ演奏をしています。


左がご主人。
右の若い方も、津軽三味線のお師匠さんの息子さんだそうです。サラリーマン生活を3年して、それから三味線の道に進んだそうです。


目の前1メートルくらいのところで演奏をしてくれましたが、迫力がありましたね。
さすがにお上手なばちさばきと指づかいでした。


お食事もいろいろな種類の前菜がちまちまとあって、おいしかったですよ。
演奏付きで2500円というのはリーズナブルだと思います。


胡麻の羊羹(?)もおいしかったわ。齧りかけですいません。


演奏が終わってお店を出たところ。


他の方は、この後も浅草巡りをされたようです。
私は松屋デパートの「満願堂」で名物の芋きんを買って帰りました。


******

この日の装い。


鼓の絵が入ったピンクと緑色の菊の小紋です。
骨董市で4000円だったかしら。

ピンクの菊の道行きも骨董市でタダ同然です。
帯は京都からのいただきもの。

帯留めはBerry工房さんの紫のトパーズ。
安上がりな私ですが、これだけは新品です。

私にしては珍しく、柄×柄の組み合わせでした。

2 件のコメント:

マサ さんのコメント...

そういえば、今朝のNHK「おはよう日本」で、雷門の提灯の話題を取り上げていました。
なにげなく見ていた提灯ですが、提灯職人が精魂傾けて作るんですね。文字(雷門)が美しく見えるように、カーブの描き方や5ミリの幅にもこだわっていました。

大勢の着物姿は、外国人観光客の注目の的だったことでしょう。
お店の前の写真、とても素敵です。佇まいも髪型も決まっていますね。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、そうなの、提灯のように丸いものに字を書くときは、垂直とか水平ではなくて、微妙に角度をつけて書くのだそうです。そうすると、できあがりはキチンとまっすぐに見えるんですって。工夫してありますよね。

髪の毛は、ちょっと伸びすぎです。他の方はきれいにアップスタイルにしていたので、羨ましかったわ。私の場合は3週間カットしないと、頭が爆発してしまうので、ロングヘアは無理でしょうね。