2014年2月8日土曜日

おーいさん@原宿

原宿にある浮世絵専門の美術館「太田記念美術館」▼に行ってきました。

葛飾応為の絵を見るためです。

そうそう、原宿の駅に降りたらなんだか雰囲気がいつもと違うのですよね。
なんと、いつの間にか、歩道橋が撤去されていたのでした。
この辺りに大きな歩道橋があったのにね。


歩道橋撤去の看板も出ていました。工事はもうしばらく続くようです。


さて、美術館はこの歩道橋のあるところから少し歩いて、路地を入ったところにありました。


この日は、学芸員さんによるスライドトークがあるのでした。


ものすごく多くの人が来ていました。私は幸いに椅子に座ることができましたが、立ち見席もいっぱいになるほどでした。

私は北斎の娘のことは、いろいろな本などで読んで知っていましたが、その絵を見るのは初めてでした。

彼女は葛飾北斎の三女で、本名は「栄」さん。「おえい」と呼ばれていたのでしょうね。それが「おうい」となったのは、誰かの解説には、北斎がいつも「おーい、おーい」と呼ぶので、応為になったと書かれていました。

一度は結婚をしたそうですが、離婚してからはお父さんと一緒に住んで、北斎の助手のような形で絵を描いていたそうです。

性格はお父さんである北斎にそっくりで、つまり絵だけ描いていればそれで満足、衣食住にはまるで無関心で、家の中はぐじゃぐじゃという様子だったようです。

ただし現在は、応為の筆とはっきりと分かる肉筆画は10作品くらいしかないそうで、そのうち日本に確実にあるのは3作くらいなのだとか。名前を入れないような絵をたくさん描いていたのではと思われます。

展覧会のタイトルは「吉原格子先之図 ~光と影の美~」でした。
この絵の半分くらいは闇になっていて、残り半分には吉原の店の格子が描かれています。店の中に座っている太夫たちを、外の男たちが品定め(?)をしているという絵でした。
提灯の明りをうまく使っていましたね。
ただしそれほど大きな絵ではありませんでした。

学芸員が彼女をヨーロッパの光と影の画家レンブラントと比較していましたが、うーん、ちょっと違うんじゃないのかなと感じました。

解説を聞いた後に展示品を見ましたが、さすがに浮世絵専門の美術館だけあって、相当の数の浮世絵が展示してありました。
また外国人のファンも多いようで、たくさんのマニアがじっくりと浮世絵に見入っていました。

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この日の装い。

私の好きな縦縞の着物にしました。

というのも、縞模様の着物が江戸時代後期の女性の象徴のように思えたからです。
そうしたら、応為さんを描いた浮世絵(お父さんの北斎と一緒におうちのなかでのんびりとしているところ)には、やはり彼女は縞模様の着物を着ていました。(もう少し太い縦縞でしたが)
お出かけの対象と着るものがぴったりと合ったのは嬉しかったですね。


帯は派手に黒地に赤いお花(ポインセチア?)模様のを締めました。
きれいな空色の帯揚げ。
帯締めは八王子のイベントのビンゴで当てた黒の帯締め。
かなり目立つ帯周りでした。


この着物は大好きなので、去年の3月、最後の会議のときも着て行きました。
出席された方は「えっ、どうしたの?」というようなお顔をされていましたが、私としては記念の気持ちだったのです。
こちら▼


このときは、砂色のような帯と紫の帯揚げをしていますね。
同じ着物でもずいぶんと落ち着いた感じがします。
着物の色は、こちらの写真のほうが実物に近いと思います。

この帯を買った呉服屋さんから、「着物は縞で始まり縞で終わる」と言われました。
縞の着物っていいですよね。





4 件のコメント:

よーでる さんのコメント...

としちゃん様 こんばんは

大雪になりましたね!?息子が明日からインドに出掛けるので、電車が遅れないと良いのですが・・・

それはさておき、今日も素敵な着姿です。赤いお花とブルーの帯揚げが映えますね。
お栄さんは、宇江佐真理さんの「おちゃっぴい」にも出てきますよね。大好きなお話しです。
お吉ちゃんの最後の方の台詞「いっち豪勢だの、素敵だの」という所が好きなんです。
(意味不明ですよね(笑))でもスゴく可愛いんです。

事後報告なんですが^^;Berry工房さんのレース帯
としちゃん様のブログを見て、色違いの黒×グレーを買ってしまいました。
勝手にお揃いにしてしまってごめんなさい。

おおしまとしこ さんのコメント...

よーでるさん、御子息は無事にインドに出発できましたか? あちらは暑いのでしょうね。
宇江佐さんの小説はきっぷがいいですよね。私も「おきやがれ」なんて言ってみたいわ。
Berry工房さんのグレイのレース帯、買ったんですね! この前見ていたら、「sold out」と出ていたので、どなたかが買ったのねと思っていたら、よーでるさんだったのですね。
きっとよくお似合いになると思いますよ。
私はどの色にするか、すごく悩んで、直接聞いてみたら「ピンクは優しい色です」と言われたので、年甲斐もなくピンクにしてしまいましたが、わりとどの着物にも合うようです。
こんどレース帯でご一緒しましょうね。

よーでる さんのコメント...

としちゃん様 ありがとうございます。

息子は結局千葉駅から先へは進めず、朝6時に家を出たのですが、夕方4時に戻ってきました。
ニュースで成田の様子を見て、仕方ないなと思いました。
明日以降仕切り直しの様です。

ピンクのレース帯、とてもお似合いだったので^^
Berry工房さんのデザイナーさんは、お若い店主さんのお母さまだったのですね!
みちなさんからメールを頂き、初めて知りました。
てっきりお友達かと思っていました。

おおしまとしこ さんのコメント...

よーでるさん、息子さんは成田まで往復したわけですね。お疲れ様でした。でもこの雪なら仕方ないですね。
Berry工房さんはみちなさんとお母さまの良いコンビだと思います。でもお母さまは私よりお若いので、ちょっとショックでしたが。ビーズの先生もされていらっしゃるそうで、素敵ですよね。