2014年4月30日水曜日

広島着物旅 2 ~入船山記念館~

着物旅日記の2回目です。

音戸の瀬戸▼から呉に戻りました。

呉は海軍の町として有名ですが、まずは入船山記念館▼に行きました。

この辺りは美術館通りと呼ばれていて、文化的な香りのする静かな環境のところでした。


入船山は、亀山神社というのがあったので、亀山と呼ばれていたそうですが、1886年(明治19年)に呉港が鎮守府の設置場所となったため、神社は別のところに移転したそうです。

最初に建てられた旧呉鎮守府司令長官官舎は、芸予地震のために崩壊してしまい、その後、1905年(明治38年)に再建築されました。

こちらが長官のおうち。
昔のイギリスの雰囲気ですね。
屋根は粘土岩を使用した鱗模様のものでした。神戸の外人館でも見かけたものと似ていました。


建物の中に入りました。
素晴らしいインテリアでした。
金唐紙(きんからかみ)という壁紙が壁や天井にまでぎっしりと貼られていました。


お客様用の食堂です。
重厚な雰囲気が醸し出されていました。
格天井にも幾何学模様の金唐紙が貼られていました。
壁紙は草花やドングリなどのデザインでした。
家具は18世紀のイギリスのデザインだそうです。


こちらの鏡もいいな。

こちらは郷土館。
レトロなガラスがはめ込まれていました。
ここに描かれている桜と錨が日本海軍のシンボルだそうです。


こちらの歴史資料館で金唐紙の製法などを見学しました。


金唐紙の作り方を簡単に説明すると、とても太い木を用意して、そこに模様を彫り刻みます。
そしてその上に染料を塗って、用紙を乗せて、ローラーのようにして転がして転写するのです。

とても美しい金唐紙ですが今では製造しているメーカーもないそうで、なんだか残念ですね。

長さ10センチほどの本のしおりが500円ほどで売られていました。
その割合で行くと、こちらの屏風など、何千万円もの価値があるそうです。
デザインをよく見ると、草花のほかに小さな昆虫などもいて、楽しいものでした。


塔時計にて。
大正10年に設置されて、その後、整備されたそうです。


記念館のお隣は美術館があるのですが、月曜日で閉館していて残念でした。
時間があれば、もっとゆっくりとしていたかったですね。
この一帯は緑が多く、とても美しいところでした。

音戸の瀬戸でも、こちらでもボランティアガイドさんが活躍していました。
知らないところに行く時は、ガイドさんの案内があるととてもいいですね。

(この項、続きます)



2014年4月29日火曜日

広島着物旅 1 ~音戸の瀬戸~

去年の春に引き続いて、再び広島にお邪魔してきました。

今回は飛行機を利用して行きましたが、広島空港から市内までけっこう時間がかかるので、新幹線のほうがよかったかもしれません。
こちらは羽田空港。


広島市内に入ると、あちこちに「もみじ銀行」の看板を見かけるようになりました。
トマト銀行が有名になりましたが、もみじ銀行まで実在するとは驚きでした。


今回の旅行の目的は、こちら▼に書いたようにメインは着物イベントの参加でしたが、実は他にも密かな目的があったのです。

それは呉市の南のほうにある、「音戸の瀬戸(おんどのせと)」というところにある小さな渡し船に乗ることでした。日本一短い航路の渡し船というのに、惹かれました。

音戸の瀬戸は、急流と渦潮が有名なのですが、そこを向こう岸まで小さな船で渡ることができるのです。

地図で示すと、赤い丸をつけたあたりになります。


音戸の瀬戸は、呉からバスで30分くらい乗ったところにありました。
このあたりは古いおうちが多くて、また町の名前も「警堅屋(けごや)」などどいう珍しい地名で、バスから眺める風景も面白かったですね。

この渡し船の運賃はなんと70円です!

出発時間もとくに決まっていなくて、こんな立て札がありました。


「まっとって下さいね」と、もろに広島弁で書かれているので、笑ってしまいました

船着き場には、船乗りのおじさんたちが数人いて、「どこから来たのか」とか「29日に祭りがあるので、その時にまた来い」とかあれこれ話しかけてくれるたのですが、方言がきつくて、全部は理解できませんでした。

こちらがその船です。超レトロですが、これに乗ったほうが向こう岸にいくにはずっと便利なようです。船は「かもめ」と「つばめ」があり、どちらも60年以上経った木造船です。
江戸時代から300年の歴史があるそうです。


これに乗ったのは、私ともう一人の初老のおじさまだけでした。


向こう岸までは、3分くらいかかったかしら?

音戸の観光会館「うずしお」に行き、そこで地元のボランティアガイドさんからいろいろとお話を聞きました。

ここは昔は陸地がつながっていたので、そのため、船が運航する時には、ぐるっと南のほうを回って行くしかありませんでした。
それを安芸の国守だった平清盛が、そこをたった1日で切り開き、船で通れるようにしたというのです。

今から900年ほど昔のことですから、電力も機械もないので、さぞ大変だったと思います。
延べ人数6万人が、工事にかかわったそうです。

そして、工事の時、雨乞いならぬ太陽乞いをするべく、清盛は沈む夕日を遅らせるよう、扇をあおぐと、太陽は沈まずに、工事が完成したという言い伝えがあるそうです。

こちらは烏帽子姿の清盛さんと並んだところ。(逆光ですね)


その後、こちらに清盛塚というのができました。
これは、人命を尊んで人柱の代わりに一字一石の経石(一切経)を海底に沈め、難工事を完成させたそうで、その功績にちなんで作られた塚です。


こちらは吉川英治が「新平家物語」を書くとき、取材のために立ち寄って作ったという石碑です。



音戸では、「清盛祭り」というのが5年に1回行われるそうです。
こちらはそれを人形で作ったもの。
なんと回転ずしのベルトの上で踊りを踊っているので、ぐるぐるを回っていました。


ここには、今は立派な橋が3つもかかっています。
上には「音戸公園」があり、赤やピンクのつつじがとてもきれいに咲いていました。


帰りは反対岸のほうからバスに乗って呉まで戻りました。
バスを待っているあいだに食べた「もなかあいす」。
呉の名物だそうです。
いちぢく味と書いてありましたが、冷たくて味はよく分かりませんでした。


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今回の旅行の装い。

三河木綿の格子の着物と、ピンクの花柄お帯。
この日は、桜色の帯揚げと、帯紐は青の面を出していました。


(この項、続きます)



2014年4月26日土曜日

広島へお出かけ

今日から広島県にお出かけしてきます。

メインは宮島で行われる着物イベント「宮島きものDAYS2014 ~もので来んちゃい~」▼に参加すること。

これは昨年3月にも参加したのですが、再度の参加となります。
私の好みのお店の商品もいろいろと出ているので、それも楽しみです。


広島の皆さんとランチ会をしたり、兵児帯のかっこいい結び方を教えていただいたり、つまみ細工にも挑戦してきます。

また海軍の町・呉に寄って、戦艦大和などを見学してくるつもり。
カレーとアイス最中がおいしいというので、是非、味わってきます。

最終日が雨の予報なので、濡れてもいいように、三河木綿の着物で出かけます。


では、行ってきます。


2014年4月25日金曜日

三田誠広 「空海」

私の好きな作家 三田誠広さんの「空海」をようやく読み終えました。
明日が図書館に返却する期限ですので、ぎりぎりとなってしまいましたが、読み切ったという充足感でいっぱいです。


主人公はもちろん、空海さん。
私など、空海と聞いても、「最澄・空海 天台宗・真言宗」という程度の知識しかなくて、あとは弘法大師として日本全国あちこちを行脚した人、というくらいの認識しかありませんでした。

空海さんは生まれは四国・讃岐の田舎。
幼名は真魚(まお)と呼ばれていました。
彼は子供のころから山の中を走り回っていたので、体力もすぐれていたようです。
そして初恋の相手ともいうべき光明さんという女性との恋愛が、彼の一生を導いたように描かれていました。

でも彼女は水銀のためか、若くして亡くなってしまうのよね。

この水銀というのは、金を作る時には無くてはならないものだそうで、そのために空海は奥州まで水銀を運ぶ役割もしていました。

空海さんはとにかく記憶力に優れていて、難しい仏教の経典も一度読むとすぐに頭に入ってしまうほど。

その彼が苦難の末、遣唐船に乗って、唐へ行きます。

空海の才能は語学の面でも際立っていて、通訳なして唐語をすらすらと話せたそうです。
それで唐の人たちからも注目されたようです。

こんな伝説もありました。
唐の皇帝の前で書をかくことになったとき、空海さんは筆を5本用意しました。
そのうち1本は口にくわえ、2本は左右の手に持ち、残りの2本は足でつかんで、それぞれ5種類の書体(行書、草書、など)で五行詩を書いたというからただ者ではありませんね。
書の名人と言われる所以です。

空海さんの生きた時代は奈良時代から平安時代への移行期でした。
この本には空海さんの数奇な運命と、彼を支える多くの人物が登場します。
昔、日本史の教科書で習った歴史上の有名人物がこれでもかと登場するので驚きです。
桓武天皇、和気清麻呂、坂上田村麻呂、橘逸勢、藤原冬嗣・・・。
えー、みんな知り合いだったの!という感じです。
私は情けないことに「薬子の乱」の薬子は「乱を起こしたのだから男性」だとばかり思い込んでいたのに、薬子はなんと尚侍(ないしのかみという天皇の秘書役)だった、つまり女性だったのですね。
恥ずかしい!

そして空海さんのライバルともいえる最澄と対する場面では、空海さんの素晴らしさが際立っていました。
最澄という人は唐に行く以前から日本国内でも有名な高僧だったのに対して、空海さんはただの留学生(僧)でした。
唐では、空海さんは密教を学んでいましたが、それを聞きつけた最澄が「俺にも短期間で教えてくれ」と依頼してきたので、空海は丁重な理由を付けて辞退したところなど、胸がすくっとしました。つまり、これはそんなに簡単に習得できるもんじゃないよ、ということを言いたかったのでしょうね。

このころの帝やその取り巻きたちの政治状況や、仏教の経典のことなど、あまりに難解すぎて、かなり読み飛ばしてしまいました。
でも空海さんのパワーのすごさと、信仰の力はよく伝わってきました。

空海さんもすごいけれど、そのような偉大な人の物語を描いた三田さんの力量に感服しました。
すごい本です。

これまで何回か行ったことのある京都の東寺も、空海さんが建てた真言宗のお寺だったんですね。

うーむ、こうなると一度、高野山に行ってみないとね。




2014年4月24日木曜日

旅行カバン

今週末の旅行に備えて、新しい旅行カバンを買いました。

今までのカバンもあるのですが、実はそれが微妙な大きさなのです。
つまりコインロッカーの300円サイズには入らないのです。それでいつも仕方なく400円サイズや500円サイズのロッカーを探すのですが、うまく見つかることも少なくて、ロッカーを探すために駅周辺をウロウロして時間を無駄にしたこともよくありました。
それで、今回は300円のロッカーに入るような超コンパクトサイズのカバンにしたのでした。

色はド派手なピンク。


旅行のスケジュールが、一か所のホテルに荷物を置いて、そこからあちこち出かける旅行なら大きいカバンでもいいのですが、今回は、呉、宮島、広島と3か所の駅に立ち寄って、そこのロッカーに荷物を預けるつもりなので、ロッカーの大きさに合わせたカバンを選んだわけです。

旅行中は同じ着物で過ごすつもり。というので着替えはなし。
旅先でもオシャレをしたいという人もいるでしょうが、私は実用一点張り。
汚れが目立たず、しわになりにくい着物にしています。

帯はさすがに毎日同じだと飽きるので、替えに1本くらい入れておこうかな。

あとは肌着と足袋、替えの襦袢、化粧品くらいかしら。
ホテルでくつろぐときの服も必要かな。
それとお天気が下り坂なので、折り畳みの傘。
読みかけの文庫本。
充電器。
ミニ裁縫セット。
旅行先でもらうパンフレットなどを入れておくクリアケース。

後のものは現地調達ということにしましょう。

それにしても宮島は去年も雨にたたられて、今年もまた雨の予報。
霧にむせぶ厳島神社も素敵だけれど、やはり晴れてほしいわ。
なんとかならないかしら。





2014年4月23日水曜日

ルミネうろうろ

熱も下がったので、ごく小さなのモノを探しに、新宿をうろちょろしちゃいました。

ネットで調べたところ、それを買うには、新宿ルミネにお店があるというので、行ってみました。
新宿ルミネなら、私もよく知っているところです。
東口のほうに行きました。

ところがフロア図を見ても、そのお店はないんですよね。

あっと気づいたのですが、実は私がルミネだと思い込んでいたところは、「ルミネエスト」(ルミネの東という意味か?)だったのです。

仕方なく、もういちどネットでお店の情報をよく見ると、「ルミネ2」と書いてあるじゃありませんか。
回れ右をして、もう一度、西口のほうまで戻りました。

ところが、そこはなんと「ルミネ1」だというのです。
えー、ルミネに1や2があるとは知らなかったわ~。

キヨスクの人に聞いたら、人の顔も見ないで、「あっち」と鼻で指すだけ。
「どうもありがとうございました」と馬鹿丁寧にお礼を言って、あっちまで行きましたよ。

そうそう南口にあるルミネ2は、「よしもと興業」が入っているルミネでした。
それなら初めから行けばよかったわ。

なんで似たようなネーミングばかりあるんでしょ。
おまけに並んで建っているわけでもないのに、1とか2とかややこしいわ。

もう半世紀以上も新宿を歩いているのに、今回は自分の思い込みが強くてはずれてしまいました。

ちなみに私が知っているルミネは、大昔は「新宿ステーションビル」というシンプルな名前で呼ばれていて、高校生のときなど、よく洋服を買いに出かけたところです。私の高校は私服だったので、お買い物によく利用したところです。
当時は買いものといえばデパートが主流でしたが、デパートは高いし、年配向きだったので、若向きのお店が多いステーションビルにはよく行ったものでした。
そこを「ルミネ」だと思い込んでいたのが、そもそもの間違いでした。
そこは「ルミネエスト」だったのね。

さてようやく目的の「ルミネ2」に着きました。
買ったのは、この小さな部品。
20個もパーツが入っていて、100円。


これはビーズ手芸などの時に使う部品なのです。

あちこちルミネを探して歩き回りましたが、見つかってよかったわ。

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この日の装い。

暑いんだか寒いんだか分らなかったので、デニムの着物。


帯は先日、「染めの小道」のイベントの時、古い悉皆屋さんにあった赤と青の模様の帯です。
デニム着物に合うかなと思って買ったものです。

それに水色のふわふわ帯揚げ。

八王子のクリスマス会のビンゴゲームで当てた黒の帯締め。

帰る頃には雨がパラパラと降ってきましたが、デニムだったので慌てずにすみました。



2014年4月22日火曜日

急な発熱

原因不明だけれど、急に発熱してしまいました。
気温が低かったからかしら。

なんだかダルイなと思って、体温計で測ってみたら、39度に近くてびっくり。

これまで発熱など、10年間に1度くらいしかないので、慌ててしまいました。

とにかく寝ることと思い、丸一日、ぶっとおしで寝たと思います。
よく寝られるものですね。

幸い、37度ちょっとまで下がりました。


寝ていたら、体重が1.5キロほど減りました。
筋肉が減ったのかも?

でもこのままあと2キロほど減ってくれると、嬉しいんだけどな。

写真は市の花、「ハナミズキ」

白やピンクのハナミズキが、街路樹としてあちこちに咲いています。
この木は、花が咲いていないとまるで気づかないけれど、咲くとかなり目立つ木ですね。








2014年4月21日月曜日

久しぶりの手作り市@深大寺

久しぶりに深大寺に行ってきました。

ここはお蕎麦で有名なところです。

土地が痩せていたので、米作りには向かず、代わりに蕎麦を作ったのだと言われています。
お蕎麦屋さんの旗がひらひらしているところに、八重桜がきれいでした。


新緑と桜の組合せがとても美しい。


花びらがぎっしりとついていますね。


手作り市の会場に足を向けました。


入り口では、「白菊ちゃん」が優雅な踊りを踊ってお出迎え。
身ぶり手ぶりが、ほんとうに生きているようでなまめかしい。


彼女はいつもはドレス姿のようですが、今回は素敵な着物でした。
このお衣装は、人形遣いさんの手作りなんだそうです。
お顔や身体ももちろん手作り。つけまつげもぱっちりとしていました。
すごいですね。

この時間はまだお客様もちらほらでしたが、だんだんと集まってきました。
新緑の中での市は、ほんとうに清々しい気持ちになれます。


今回のお買い物は、GARAGE YOKOYAMAさんの手作りはんこ▼
なんとなくうちの孫に似ているので、お土産にしました。


YOKOYAMAさんは何にでも積極的に追及される方で、なんと昭和の映画スター・浜田光夫さんのおっかけもしていて、こんなすごいものまで作ってしまった方です。
浜田光夫特集▼
1960年代に青春時代を過ごされた方は、必見です。
懐かしさがいっぱいですよ。

こちらのアクセサリー屋さんは美人親子が、手作り品を販売していました。
ベネチアン・グラスの繊細な色と模様がとても素敵でした。


私が買ったのはこちらのピアス。
着物を着ているのに、ピアスが好きなんですよね~。
ついつい集めてしまっています。


手作り市ではなじみのお店の方とお話しできるのも楽しいですね。
着物リメイクの弥弥さん▼からは、着物のお直し方法のノウハウをあれこれ伺いました。

お買い物の後は、深大寺の境内のほうにちょっと足をのばしました。

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この日の装い。

さとさんからいただいた着物と帯です。
ピンクの紬と、川島織物の帯。


こちらの着物は、私にはちょいと大きい寸法なのですが、着物はその点、少しくらいサイズが違っても大丈夫。
身頃を巻き込んで着ています。

このスタイルの時は、以前はえんじ色の帯や帯締めをしていましたが、この頃はブルーに目覚めてきています。
(帯揚げの左右のバランスが悪いですね)




2014年4月20日日曜日

うれしい出来事@新宿

昨日は新宿まで出かけてきましたが、西口でも東口でも嬉しいことがありました。

まずは西口で嬉しかったこと。

京王デパートの中にある履物屋さん「ぜん屋」さん。
以前、こちらで買った草履ですが、ミニ富士山登山のハイキングの時に履いていったので、かかともつま先のほうもかなりダメージを受けてしまいました。
ダメもとで、持ち込んだところ、「大丈夫です。」と言われたので修理をお願いしました。

そしてなんと無料できれいにしていただいたのでした。
さすがの仕上がりでした。

写真は撮りそこなってしまったのですが、かかとの裏ゴムを替えて、破れてしまったかかと(靴で言うとヒールの部分)もきれいに接着していただいて、助かりました。

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もうひとつは東口での出来事。
伊勢丹で君野倫子さんとお会いできて、お話しできたことです。

私がまだ着物ことをよく分からないとき、君野さんの「きもの便利帖」はどれほど役に立ったでしょう。隅から隅まで何回も読んでいたバイブルのような本でした。

もうぼろぼろになっています。


その著者の君野さんが、新しいブランドの立ち上げのお披露目を伊勢丹でするというので、行ってみました。

君野さんは現在、ロサンジェルスにお住まいで、時々日本に戻っていらっしゃるそうです。

ロスの本屋さんで開いた着物ショー(?)のDVDを見ながらのトークショーでした。
このショーは、「不思議の国のアリス」をお芝居仕立てでされたものでした。
アリスを始め、ウサギや女王などの衣装(着物や帯)はすべて君野さんの私服だったというのが驚きでした。
鮮やかな帯や小物使いがとてもユニークでした。
きっとアメリカの人も大喜びだったと思います。

そのあとは、着物と帯のコーディネイトの実演がありました。
同じ反物にいくつかの帯を選んでいきました。

可愛いタイプにするには、白地に刺繍の帯がいいようです。
優しい感じになりますね。


モダンタイプにしたいときには、濃い色の幾何学模様。
きっぱりとした感じになりました。


こちらは半幅帯とのコーディネイト。
鯉のぼりのうろこのような模様の帯がとても可愛らしかったです。


君野さんは、「どんなときにでも着ることのできる着物」というのを理想とされていらっしゃるとのことでした。
また年と共に、だんだんきれいな色(ピンクやブルーなど)を着たくなるとおっしゃっていましたが、これは私も同感です。

図々しくも、トークショーの後に、ご一緒に写していただきました。
ご本での印象よりとても華奢で、柔らかい雰囲気の方でした。
優しいピンクの紬に、UFO模様の帯をしていらっしゃいました。

それにしても最近、私は太り過ぎですね。


新宿では西口でも東口でも嬉しいことがあって、ハッピーな日でした。

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この日の装い。

きなり色に、黒、赤、緑、黄色などが織り込まれた紬のリサイクル着物です。
帯はしょっちゅう登場している黒の幾何学模様の帯。
新緑の季節なので、帯揚げと帯締めはグリーンにしました。



2014年4月19日土曜日

ヘアダイ

必要悪というか、したくはないのだけれど、しないとみっともない、ということで続けているヘアダイ。

というとかっこよく聞こえるけれど、実は白髪染め。
これに費やす時間もお金ももったいないのだけど、やはりしていないと、かなりのおばあさんに見えてしまうのよね。
実際におばあさんだから仕方ないのだけれど、イメージの問題かしら。


私の家系は、かなりの白髪ばかりで、親戚が集まると、みんな白髪頭ばかりでした。

仕事を辞めたとき、もう髪を染めるのは止めようかとも思いましたが、そうもいかず、昨日も染めに行ってきました。

あまりに真っ黒にしてしまうと頭が重苦しく感じるので、いろいろと染料をミックスしてもらい、少し明るい色にしてもらっていますが、そうすると、すぐに剥げるんですよね。そうなると、黒いところと白いところと茶色のところが現れて、まさに三毛猫状態。それもみっともないのです。


以前、ある方がとても美しい白髪でいらっしゃったので、急に全部が白くなったのかとお聞きしたところ、数年ほど海外生活をしていて、その時に染めずにいて、そして日本に戻って来た時は見事な白い髪になっていた、ということなのです。
そうなんですよね、その途中の段階を人目にさらすのには、抵抗がありますね。

こういう悩みは、いくつまで続くのかしら。

写真はご近所のおうちのお花。
我が家では、チューリップが時期を過ぎて、無残な形になっています。



2014年4月18日金曜日

これで脳の活性化?

100円均一のお店で、「脳の活性化」に役立つという手芸セットを売っていました。

こちらの「刺し子キット」です。


手ぬぐいのような布に、刺すべき場所がプリントされていて、それと刺繍糸のような糸がセットされていました。

まぁ、100円で脳がイキイキとするのなら、安いものだと思って買ってみました。

暇な時間に少しずつ刺してみました。

半分は七宝模様、半分は千鳥模様でした。

なんとかできあがり。


それにしても、いい加減な針目だこと。
精密さに欠けるという性格が如実に表れています。

これを見ると、こぎん刺しの素晴らしさが分かりますね。


この程度ではあまり脳は活性化しなかったみたいです。

さて、この布巾、いったい何に使おうかしら?