2014年6月7日土曜日

声に出して読む 「アンネの日記」  1

「アンネの日記」を声を出して読んでみようという企画が地元の公民館でありました。
最近、声を出すことが少ないので、何か役に立つかもしれないという気楽な気持ちで参加してみました。

私にとって「アンネの日記」はもう半世紀以上前に読んだ本です。
最近、杉並図書館などでページが破られた事件もあり、少し気になっていました。


初回はまず朗読を聞くことから始まりました。

朗読していただいたのは、市内で「たんぽぽ文庫」という子供向けの読書会をしている山崎瑞江さんたちのグループ「劇団たんぽぽ」の皆さん。
この活動を続けて30年以上というグループでした。

「アンネの日記」の朗読を聞くうちに、自分が少女時代に読んだ記憶が少しずつ甦ってきました。
そういえば、私もアンネの真似をして日記帳に可愛い名前をつけて書いていたわ、という思い出があります。

朗読の後は、小さい子供にも分かるような紙芝居を読んでいただきました。
これはとても分かりやすくて、戦争ということを知らない今どきの小さな子供たちにもきっと共感してもらえる内容でした。


アンネが日記を書き始めた13歳ごろから15歳まで、家族4人家族で生活していたころ、そしてユダヤ人の収容所に連れて行かれて恐怖の毎日を送るころまでが、手作りの紙芝居に描かれていました。

6月という月は、アンネの誕生日の月でもあるそうで、たんぽぽ文庫ではずっとこの月に、「アンネのつどい」という集まりを開いているそうです。
戦争ということをテーマに語ったり、沖縄のひめゆりの話を聞いたりされているとのことでした。

地元にある「神代植物園」には、オランダから種を持ち帰った「アンネのバラ」という美しいバラが咲いているのだとか。とてもきれいなバラでした。


2回目は、参加者がそれぞれ「アンネの日記」を読んでみて、自分で良いと思ったところを、朗読してみるということになりました。

(この項、続きます)






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