2015年10月22日木曜日

市民講座「健康長寿のためにできること」

先日、「健康長寿のためにできること」という市民講座に出かけてきました。


参加した理由は、私がいつも拝見しているブログの主にお会いしたいと思ったからでした。

それは「気がつけば82歳」▼というブログで、現在は88歳になられた女性のものです。
このブログでは、趣味の絵画や、読書感想、日々のあれこれを毎日更新されています。


いったい、どんな方なのかと思っていましたが、ちょうど「天翁会」という医療法人が主催する市民講座のシンポジウムにパネラーとして出場されるというので、申し込みをしました。

この講座は多摩市も協賛しているようで、多摩市長のあいさつなどもありました。

最初の講演は、大渕修一さんという老人専門のお医者さんの話でした。
この方は健康長寿の本も出している方で、とても楽しい講演でした。
「一生ボケない、寝たきりにならない健康づくり」というご著書はとても分かりやすくて読みやすい本だそうです。


講演では、会場に来ていた人みんなに立ってもらい、歩いたり、手をあげたり、踊ったりという動作を一緒にして、体力作りの方法を教えてくれました。

その後の多摩市のお役人の話は、どうもつまらなくて残念でしたが、多摩市というとかつてのニュータウンで、一挙に人口が増えましたが、それから40年が経ち、今は老人ばかりの街となってしまってあれこれ対策をしているようです。
市の総人口の4分の一は高齢者が占めているそうです。
しかし、平均寿命も全国平均より高く、また健康寿命は男性83歳、女性86歳と、都内でもトップのところだそうです。
多摩市では、「健幸(けんこう)まちづくり」 スマートウェルネスシティというお題目を掲げていろいろと取り組んでいるようでした。

その後のシンポジウム「いつまでも生き生きと暮らす秘訣」のパネリストとして、88歳の女性ブロガーMさんが登場されました。
Mさんは、まず、少女時代のこと、戦争中のこと、亡くなられたご主人のことなどをいろいろとお話されました。
そして、「私は今がいちばん楽しい」と言い切っていらっしゃいました。
趣味の絵画、同じマンションの人たちとの交流、常に新しいことに挑戦されている毎日のことを語られました。

司会者が「どのようにしたら、そういう生活を送れるのでしょう」と尋ねると、
「それは好奇心がたくさんあるからです。
ほんのちょっと勇気を出して、未知の世界に入ってみると、楽しいことがたくさんあります。」と
答えていました。
そして「年をとってからはお洒落をしましょう」とおっしゃる通り、とてもカラフルなジャケットを着ていらっしゃいました。

この市民講座のこと▼も、すぐにアップされました。

私よりも20歳以上も年上の方のお話でした。
20年後にはどうなっているのかしらと少し不安になりましたが、考えても仕方ないことです。

私も「毎日がハッピー」といえるような生活を送りたいものだと思いました。




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