2016年3月7日月曜日

「昭和な家」@新井薬師

「昭和」と言っても戦前の昭和、戦争中の昭和、戦後の昭和、高度経済成長期の昭和、平成に近い頃の昭和、とさまざまです。

私は戦後の昭和生まれですが、人生のほとんどを昭和期に過ごしたためか、昭和が身体に沁みついています。

そんな昭和人間の私ですが、あるとき、「昭和な家」という着物イベントの場所ができたということを知り、是非、行ってみたいと思っていました。

そこは着物についてのコミック・エッセイをお書きになっていらっしゃる方と、着物姿のカメラマンの方が共同で運営されているところだそうで、どんな昭和風景なのか、期待していました。

そして先日、その昭和な家に行ってきました。

場所は西武新宿線の新井薬師駅近くです。

1955年、昭和30年に建てられたそうで、ということは人間でいえば、今年61歳ということになりますね。私よりちょっと若いおうちです。

玄関にはカラフルな手拭いがかかっていました。


玄関脇の可憐なお花がお出迎えしてくれます。。


こちらは、今回のイベントの立役者さんたち。


玄関を入ると、ちょっと高めの上がり框があり、履き物を脱いで上に上がります。

こちらは、キノゾウ商店の品物。
逆光になってしまいましたが、とてもカラフルです。


funny cocoさんのお洒落なコーナー。


以前は小料理屋さんだったという小さなおうちですが、2階もありました。

斜めになった天井から帯を吊るして、よい雰囲気になっていました。


こたつも置いてあり、のんびりできます。
女将のようなエッセイストさん。


いちどお目にかかってみたい方でしたが、実現できて嬉しく思いました。
着付け師の免許も取られたという美しい着姿です。

「純喫茶」も用意されていました。
にっこりとポーズをとる若女将。


それを見守る大女将の姿。


昭和の雰囲気がいっぱいでした。

フランス仕込みのおいしいケーキとコーヒーをいただいてきました。
チョコとナッツがたっぷりでした。


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この日の装い。

「昭和」に合わせて、昭和テイストたっぷりの銘仙にしました。
足利銘仙だそうです。

こういう着物は、気軽に着られるので大好きです。

裏地がどういうわけか黄緑だったので、帯揚げも黄緑にしました。



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