2017年3月14日火曜日

風呂敷包み講習会

先日、つつみ純子先生▼の風呂敷包み講習会に参加してきました。


前回参加した時は、目黒にある洒落たショールームでの講習会▼でしたが、今回の会場は昭和テイストたっぷりの古い民家でした。

京王線のつつじが丘にある「もえぎ家」▼さんです。

私は、今までここでは草木染ワークショップ▼や、麹教室▼にも参加させてもらっていました。

今回の講習会の特色は、子供連れのママたちがたくさんいらっしゃったことです。
生後7か月の赤ちゃんから保育園児、小学生まで揃っていました。
それでもみんな仲良く遊んでいて、とてもお利口さんでした。

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さて講習会ですが、つつみ先生の風呂敷にかける愛情たっぷりのお話は、いつも「そうそう、」とうなづくことが多いですね。
日本の風呂敷は、どんな形・どんな大きさのものでも包めるということに対して、それに対して西欧の入れ物は、小さいものは小さい箱に入れる、大きなものは大きな箱に入れるという相違があるというご指摘には、なるほどねーと思いました。


(もえぎ家さんに写していただきました)

これは洋服と和服の違いについても言えますね。
西洋の洋服は、着る人の胸の大きさ、ウエストの細さ、肩の形、ヒップの丸みなど、その人に合わせた曲線でデザインされています。
これに対して和服は、ほどくと良く分かるのですが、どれも長四角の布を縫い合わせただけ。そして着るときに、ちょっと裾を上げたり、衣紋を抜いたりして調整しています。

このあたりの緩さというか、フレキシブルなところは、風呂敷にも表れているのです。

そして、つつみ先生のご指導により、みんなで色々な形のものを、真四角の風呂敷で包んでみる体験をしました。

さぁ、始まりますよ。


使用している風呂敷は、つつみ先生オリジナルのフロシキブル風呂敷です。
(日本の伝統柄が4種類デザインされていて、とても使いやすくて、見た目もかっこいい風呂敷です)

まずは、普通の四角い箱を包んだ場合です。


お次は、1本のワイン瓶を包んだ場合。
持ち手がついていて、持ちやすいですね。


こちらは、2本のワイン瓶を包んだ場合。


数本のワイン瓶を包んだ場合。
風呂敷は生地がしっかりしているので、かなり重いものを包んでも大丈夫です。


こちらは、細長いものを包んだ場合。


風呂敷バッグもいろいろと応用ができました。

肩から下げる形。
スーパーでお買い物をしたものを風呂敷に入れて、そのまま肩に掛けられます。


リュックのように背負う形。(これは2枚の風呂敷を使用しています)


赤ちゃんを縦にして、おなかに入れた場合。


赤ちゃんを横にして、おなかに入れた場合。(2枚の風呂敷利用)
ママは、とても抱きやすいとの感想でした。


講習会の後は、発酵調味料をふんだんに使ったHARAMIRAIさん▼お手製のランチをいただきました。


この講習会には、染め物がお得意など、いろいろな方が参加していらっしゃいましたが、またみんなで何か楽しいことをしたいね、という話になりました。

お仲間に入れていただけると、嬉しいですね。

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この日の装い。

なんとなく風呂敷っぽい更紗模様の縮緬着物です。


こういう柄はあまり着たことがなくて、似合わないのですが。

帯と帯締めは叔母の遺品です。


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