2017年6月22日木曜日

あじさいの季節

あじさいの季節ですね。
わざわざ鎌倉まで行かなくても、ご近所にもきれいなあじさいが咲いています。

紫が鮮やかなあじさい。


花の冠のようなあじさい。


縁が白くて、中は紫のあじさい。


真っ白なボールのようなあじさい。


これもあじさいの一種でしょうね。


以前のブログにも書いたかもしれませんが、あじさいには悲しい思い出があります。

小学校4年生の時だったと思いますが、隣のクラスの男子たちが、教室の中をふざけてかけ回っていて、ある男の子がバタンと扉を閉めたところに、別の男の子がその扉に突っ込んでしまい、そして扉のガラスが壊れて、打ちどころが悪かったのか、その子は亡くなってしまいました。

その男の子のお葬式が学校で行われた時、何か花を持っていくように言われて、私は家の庭に咲いていたあじさいを持参しました。
花弁が豆のように小さな、あじさいでした。
ところがそのあじさいはすぐに萎れてしまって、祭壇に置いたときは、情けない格好になってしまいました。

それ以来、60年近い月日が流れましたが、いまだにあじさいを見ると、その事件のことを思い出してしまいます。

子どもの頃に体験した事柄というのは、ずっと深く染み込むものだと思います。


0 件のコメント: